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フィリップ・コトラー「マーケティング4.0」とタカラヅカ(後編)

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「ある会社」・・・今現在ご支援している会社にも応用

宝塚総支配人として、このようなファンコミュニティとの「価値共創」を実践してきたわたしは、経営・マーケティングコンサルタントとして独立してからも、そのノウハウを企業のご支援にいかんなく発揮しています。例えば、今ご支援しているSPA(製造小売業、ユニクロの小型版・・・ここではA社とする)の企業様からのご依頼と課題解決プロセスについて簡単にご紹介しましょう。

まず、A社から寄せられたご相談は、「創業者の思い入れが強いロングセラー主力商品の売り上げが、今年度に入ってガタっと落ちた。その原因を解明して対処法を考えてほしい」というものでした。

さっそく調査したところ、ボトルネックは案外あっさりと見つかりました。それはバリュー・チェーンの川上(製造過程)にあり、それを解消することで売上はもとに戻ることがわかったのです。しかし、そこで話を終わらせてはもったいないのです。そのボトルネックになった製造技術こそが、製品が大ヒットした要因にほかならないのです。消費者に難しい技術の話は分からないだろうという勝手な思い込みのために、その「技術力」をA社は積極的に消費者にアピールしてこなかったのです。しかし、私はこの課題解決だけで終わらせず、ボトルネックであった「技術力」をもっと消費者にアピールすべきと考え、バリュー・チェーンの川下(マーケティング・販促)に「移植」して消費者にその商品の開発秘話・ストーリーを開示することを提案し、実施してみました。

すると、その商品の売り上げが伸びるだけでなく、逆に消費者の側から「その商品をこんな用途で使ってみたら、こんなことが出来た」とか「この技術をベースに、別の課題を解決する商品を開発して欲しい」といった具体的な提案やご意見が多数寄せられるようになったのです。そして、その中からさっそく、来年度に商品化する方向で商品開発が始まっているのです。

このA社の例は、タカラヅカのマーケティングのように、消費者に「共感」「感情移入」させる仕組み、仕掛けを作れば、おのずとコトラーの「マーケティング4.0」のごとく、「自己実現」を希求するファンコミュニティが自主的に「価値共創」をしてくれて、それが次のビジネスにつながっていくという、見事な「循環」ができあがっていくということなのです。

北摂演出研究所の取組み

わたしたちは多くの企業様から「商品・サービスには自信がある。しかしなぜか売れない」「あれほど売れていたのに、ある日突然パッタリ売れなくなってしまった」というご相談を受けています。

わたしたち北摂演出研究所は、宝塚歌劇が100年継続した根拠の一つであるファンコミュニティとの「価値共創」演出戦略をベースに、上記「A社」のごとく、消費者も巻き込んだ価値共創の「好循環」を「演出」することによって、サービス業だけでなくメーカー等幅広い業種の企業様の課題解決のお役に立ちたいと考えています。

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