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タカラヅカで学んだ「演出力」その1

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森下信雄「ブログ始めました」

元・宝塚総支配人、森下信雄率いる「北摂演出研究所」ブログにようこそお越しくださいました。
代表/プロデューサーの森下信雄です。「演出力」をキーワードに、みなさまのビジネス活性化のヒントを書いてまいります。末永くご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

今回および次回のブログでは、屋号に込めた「演出」への思いをご紹介したいと思います。

私は、ながらく宝塚歌劇事業のプロデュースをしておりました。演劇ですから当然「演出家」の役割とはなにかを考えながら仕事をするわけです。作家の書いた台本を解釈していかに役者を動かし、観客を満足させるかという大きな使命をになった素晴らしい役割だとずっと考えていました。

演出を意識したのは

阪急電鉄を早期退社し、しばらく演劇の仕事を離れておりました。ある日、気鋭の評論家・宇野常寛さんのコメントを拝見しました。「コンテンツを売る時代は終わった。『YouTube』そして小説も無料で読める時代だ。今後はコミュニケーションを売る時代になる。AKB48のCDはCDが買われているのではない。CDではなく、握手会で推しメンと握手する一期一会の再現性の無いコミュニケーションを買うのだ!」・・・そんなことをお話しされていたと記憶しています。確かにその通りだと思いました。今年2015年1月に出版した自著でも「コミュニケーションそのものを売る時代の到来だ!」と書かせていただきました。

ヅカでの経験を棚卸ししてみたら・・・

この研究所を立ち上げるにあたって、私自身のタカラヅカでの経験を棚卸ししてみました。あらためて「どんな事業でもどんなコンテンツも『演出』のしかたを変えればもっと売れるんじゃないの?!」ということに気づいたのです。宝塚歌劇団でのプロデューサー経験から思うのは、同じ台本でも演出家が変われば、役者の動きも観客の受け取り方も変わってしまうというまぎれもない事実です。この事実には法則があると気づき、過去の作品の傾向を調べなおしてみました。その結果、この法則が一般のビジネスに当てはめていけるのではないか?この問いを自分自身と周りにし始めたとき、大きな手ごたえを感じました。

いいものを作っても売れない、品質の高いものをつくっても安売り競争に振り回されて評価されない日本の企業、そこには演出するプロデューサーの不在があるのではということです。ものがあふれる時代、「演出力」がもたらすその製品や商品、サービスの価値は、「共感」や「共有」によって増幅できるのではないか、SNS(ソーシャルネットワーキングシステム)が発達した現代における広告、宣伝のありようはまず「演出」が大事なのではないかということです。企画、設計開発、製造、販売までの流れの中で、日本企業に「演出家」たる役割の人材は存在していますか?

企業に必要なのは「演出力」

iPhoneが爆発的に売れ、共感をもって、世界中から支持されたのは、故スティーブ・ジョブズという「大演出家」の存在があったからです。かつて日本の製造業にも、その「演出家」も兼ねていた名経営者の存在がありました。現在、日本企業にこの「演出家」も兼ねた経営者、部長、マネージャーはどれくらいいらっしゃるでしょうか?

私たち「北摂演出研究所」は、「演出力」を高めることによって、日本の企業に眠る潜在的価値を引き出すことができるのではないか?企業内にもっと「演出力」をもった人材が育てば、まだまだ活性化できるのでは?と考えました。これから少しずつこの「演出力」がいかに重要でかつ必要であるかについて書いてまいります。どうぞ、お引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

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